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LaTeX ソースファイルの例・基礎


ここでは,LaTeXソースファイルの簡単な例を示します. この例で示す文書は簡単なものですが,みなさんが,これからLaTeXで文書を作成する上で土台として使えるように,LaTeXの基本的な要素が含まれています.

この例の中も解説になっているので読んでください。


%%% 簡単なLaTeXソースの例 % % %より右側はコメントになります % \documentclass[a4j,11pt]{jarticle} %% ドキュメントクラスを指定する. %% プリアンブル: ここで,文書のレイアウトやタイトルなどを設定します. \title{簡単なLaTeXソースの例} % 文書のタイトル \author{石原 進} % 著者 \date{1996年12月6日} % 日付.このコマンドがないと今日の % 日付が出力される. \begin{document} % プリアンブルが終わって,本文が始まります. \maketitle % タイトルの出力 \section{はじめに} % セクションのタイトル.自動的に番号づけされる. LaTeXを使って文書を作成するには,エディタを使います.文書の体裁を 指定するには,コマンドを使います(HTMLに似ていますね).コマンドは バックスラッシュから始まります.もちろん,コマンド自身は整形後の文書に は現れません. ソースの中でのスペースは,連続して いくつあっても一つのスペースとして処理されます. たとえば, こんなにスペースがあっても,ひとつのスペース として処理されます. \subsection{改行について} 改行はどこで 入れてもかま いません. 一行以上の空行を入れると,パラグラフの終わりとみなされます. \end{document} % 文書はここでおわり.

上記ソースによる整形出力


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