数式


数式はLaTeXが最も得意とするところです.まず例を示しますので,例と以下の説明を 読んでコツをつかんで下さい.

\[
F(x) = \int_{-\infty}^{x}f(\xi)d\xi 
     = \frac{1}{\sqrt{2 \pi} \sigma}
       \int_{-\infty}^{x}\exp\{-\frac{(\xi - m)^{2}}{2 \sigma^{2}}\}d\xi
\]

数式モード

LaTeXの数式には,インライン数式とディスプレイ数式の2つの形式があります.インライン数式は,文章の中に現れる数式です.ディスプレイ数式は,文章とは別に行を変えて出力する数式です.

数学の記法

主な数学記号

太文字数式

数式の中で一部を太文字にするときには\mobx\boldmath コマンドを使用します.\boldmathは文字を太文字にするコマンドですが, 数式モード中では使えません.このため,\mboxコマンドで,部分的に LRモードに変更して使用します.
\[
|\mbox{\boldmath A}||\mbox{\boldmath B}| = |\mbox{\boldmath AB}|
\]

立体文字

三角関数等は変数等と区別するために,立体文字を使います.ただ単に $sin x$と表記す るとsinがxとおなじようにイタリックになってしまいます.このため,$\sin x$と表記し ます.このような関数名や記号には以下のようようなものがあります.
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\arcos  \cos  \csc \exp  \ker   \limsup \min \sinh
\arcsin \cosh \deg \gcd  \lg    \ln     \Pr  \sup
\arctan \cot  \det \hom  \lim   \log    \sec \tan
\arg    \coth \dim \iinf liminf \max    \sin \tanh 
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ギリシャ文字・その他の記号

応用編


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