行列
\[ \left( \begin{array}{cc} a & b \\ c & d \end{array} \right) \left( \begin{array}{c} x \\ y \end{array} \right) = \left( \begin{array}{l} a x + b y\\ c x + d y \end{array} \right) \]
\begin{array}{col}と
\end{array}で括ります.
colには列のフォーマットを書きます.r, c, lのいずれかを列の数だけなら
並べて書きます.例えば2行2列の行列なら{cc}というように2文字書きます.
rはその列の文字の並びを右揃え,cは中央寄せ, lなら左寄せにします.
& で区切ります.
\\ を書きます.
\\を書かないで,ただ改行だけを入れても
行の区切りとはみなされません.なお,最後の行には\\は
入れないこと.
\\は行の区切りであり,
行の終わりを表す記号ではないからです.
\left(と
\rightを使います.同様にしてこのように大きさが変化する括弧を
表すことができます.
eqnarray環境について
\begin{eqnarray} x & = & x^{2} + 2 x + 1 \\ & = & (x + 1)^{2} \end{eqnarray}
書式はほとんどarray環境の場合と同じです.つまり,![]()
& で縦の位置を
そろえたい式の要素を区切り,\\で行を区切ります.array環境と違うのは,
eqnarray環境では列のフォーマットを指定しないことです.
\\の前)に\nonumber
を付けます.