- カンマの後ろ、ピリオドの後ろ、括弧の外側には必ず空白を入れる.
There were apples, (japanese) oranges and chestnuts. He ate...
- カンマ、ドットの前、括弧のすぐ内側には空白を入れない.
- 引用符(`’、“”)には、以下の記法を使う.ダブルクォートは使わない.
- バッククォート1個とシングルクォート1個.`Hello'
- バッククォート2個とシングルクォート2個.``Hello''
- 文末ではないドット、例えば etc. とか et al. が文末ではない箇所に現
れる場合は、これらに続く空白が文末の空白と混同されないように、「\ 」
(バックスラッシュに続けて空白)を書く。
FTP, HTTP, TELNET, etc.\ are application layer protocols.
- S. Ishihara、Fig. 1、「...was defined in Knuth [2] 」のように、空白の前後で行をまたがらないようにするためには、空白入力するのにただののスペースではなく~を使う。
Mr.~Ishihara, Fig.~1, Knuth~[2] (or Knuth~\cite{knuth})
- 行末に「大文字+ドット」を書くと、次の空白が文中の空白として扱われてしまうので、ドットの前に\@を挿入する。(TeXは文末の空白と、文中の空白を区別するが、「大文字+ドット」という表記は通常文末にはなくて文中にあるものと解釈されるため。)
The TV\@. is very expensive.
以上のような面倒なことを考えたくない場合、文書ファイルの方で\frenchspacingと書いておく。
- Tbl.とかFig.という省略形は文頭では使わない。文頭ではFigure、Tableとスペルアウトする。